税務調査の頻度ってどの程度で行われているのか

税務調査って世間ではよく聞きますが、身近ではなかなか税務調査が入ったという声は普通の生活をしていると聞くことはほとんどありません。実際、私が勤務している会社もここ20年近く税務調査は入っていません。一体どのくらいの頻度で税務調査は入っているのか気になるところです。

確率的にはそんなに高くない

国税庁に掲載されております平成30年度の実績によると全国の所得税の調査等の実施件数は、約73,500件のようです。こうみるとそこまで多くない気がします。フリーランスの人数は2,000,000人以上いるようなので、約30人に1人の確率で調査が行われています。こう考えると確率的にはかなり低いと言えるのではないでしょうか。

簡易的な調査は結構な確率で実施

しかし、実施調査以外にも電話や手紙などで行われる「簡易な接触」というのもあり、こちらは全国で537,000件実施されています。こちらだと約4人に1人の確率で行われているようです。4年に1回は経験する可能性があります。こちらは、経験が何回かあります。手紙が来ただけでも驚きますね。電話でも聞かれたことがあります。ただし、ちゃんとした申告書を作成していましたので、堂々と対応し問題無く終わりました。

おそらく問題無い先は簡易な接触で終了されるのでしょう。簡易な接触で問題ありそうなのは実施調査も行われる可能性が高そうです。税務当局は過去の申告内容に問題がある場合やリスクを感じた場合に、特定の企業や個人に対して調査を実施します。

正確な会計・税務処理は必要

やはり、正確な税務申告は行っておかなければいけないでしょう。税務署に目をつけられてしまっては後々痛い目に遭ってしまいます。脱税行為はもちろんですが、誤った処理はやってはいけません。税理士として開業した際にも、ここは核となる軸としていきたいです。

まとめ

今回は、税務調査の頻度について書きました。税務調査が実際に行われる可能性は低いけれども、もし実際に税務調査が行われ指摘を受けたら税金を多く払わなければいけなくなりますし、日頃の会計処理はきちんと行なっておくべきでしょうね。

スリーグッドシングス

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