問いの仕方によって目標を定めたりすることに大きく変わります。
今回はこの本を読んで、問いをする方法が重要であることを学びました。
悪い問いをしてしまうと
悪い問いというのは、まずはネガティブ思考に陥ってしまうことです。
何かに失敗した時にどうしてダメだったのだろうとか、ダメだった理由を考えて次に繋がらない質問をしてしまうのは良くないです。例えば、説明会を開催したときの発表がうまく行かなかった時。何でダメだったのだろうと考えて、例えば資料がうまく作れなかったとか、発表の時ひどく緊張してしまいうまく話すことができなかったなど、マイナスなことばかり考えてしまっては何の解決にもなりません。ただできなかったことを思い出すだけで。反省にはなりますが次につながることでは無いでのです。
また、その原因を人のせいにしてしまうこともよくありません。誰かのせいにして物事を考えることは、自分を正当化するには楽な方法です。できなかったのは誰々のせいとか、誰々が言ったから失敗したなど、人のせいにすれば自分は悪くありません。守られます。しかし、この考え方も何も次につながることはなく自分を守っているだけです。人のせいにすることは最も非効率な問題解決の方法であります。
両者の場合ともネガティブ思考がスタートとなっていて、考えた結果何もプラスに働くことはなく、現状を見直し、自分を正当化して終わってしまいます。
逆に良い問いを継続していくと
逆に良い問いというのは、ポジティブに思考していくことです。次回につながることを考えることです。今回ダメだったけど次はここを注意してやれば大丈夫とか、これをやるとどういうメリットがありそうかなど、希望を生む力がある問いをぶつけることです。
どういう状態になったらいいんだろうと希望を生む力がある問いを自分に投げかけていけば、人は今の現状に甘んじることなく成長していけるでしょう。
こういうふうに考えるのは、なかなか骨がおりますし大変なんですが、できる限り継続していきたいです。
両者を使いこなすことも大事
ただ、どちらかだけの思考で考えるよりも、両者の考え方を使ってハイブリッドに物事を考えるとより効果的になるようです。
問題を正確に定義する3つの問いがあります。
【ネガティブ思考】
現状を聞くための質問:望ましくない現象は何ですか(現状) 重大な望ましく無い現象は何か
【ポジティブ思考】
目標を聞くための質問:望ましい現象は何ですか(目標) どういう状況になればスゴイと思えるのか
スゴイと思える状況を一言で言うと何になるか
【両者の差が何か】
そして、問題を定義するための質問として、望ましく無い現象と望ましい現象を読み上げて このギャップが把握できればそこが問題でありクリアすればより目標に近づけるようになります。
どちらかというとネガティブ思考の方が考えやすいので、まずはそこを思考し、その反動ででは望ましい現象を考えていくと目標の明確化・解決に繋がることが多いのでは無いでしょうか。
また、目標設定を他人任せにしないことです。他人任せにすると他人に自分の人生を委ねることになります。人の評価気にしてる人になってしまいます。会社での上司との面談で目標設定するのは、上司のために仕事をするような環境を作り上げてしまい、仕事のモチベーションとしてはマイナスに働く気がします。
まとめ
私も場合は、税理士としてやっていくための目標に対しても、現状の不満を問題視するだけではなく、さらにどういうふうにやっていくと良いのか希望を生む問いを自分い課していくことがプラスに働いていくと思い常日頃より考えていきたいです。
スリーグッドシングス
- 家族でディズニーランドに行った
- 家で何とか仕事できている
- 本を1冊読むことができた