新規顧客の獲得は、開業したての税理士にとって大きな課題の一つです。先日のTKCでのニューメンバーでの集いでも、様々な獲得方法についてお話がありました。
自分にとってもどの方法が良いのか参考になったのでそれぞれの良さを取り入れていきたいです。
地道な営業活動によって拡大
紹介での契約がやはり一番多いです。その紹介をしてくれる人を早く探すのが重要です。実際、研修時のパネルディスカッションでも紹介からの契約というお話がありました。
ただ私の場合は、紹介してくれそうな方が身近におりません。今まで一般企業に長年勤めていたので、なかなかそういう知り合いに出会うことはなく。。。前々職では営業をしていたのでその時知り合った社長さんとかに連絡すれば税理士を必要としている方を紹介してくれたかもしれませんが、もう15年以上も前ですし今更連絡するわけにもいかずで。紹介は難しいかなと思っております。
一方、紹介で契約するともしその方との相性が悪いときとか断りにくになという気もしました。自分と合わない人とは独立したらなるべく接点をなくしていきいたいですが(そこが独立のメリット)、そうではなく以前の勤務時代と同じく合わない人と付き合っていかないといけなくなると厳しいです。最初はそんなことも言ってられないことは重々承知しておりますが、嫌な気持ちになってまで契約しようとは思わないので紹介が全て正しいわけではないのかなとも思っております。
地方で開業している方もいらっしゃり、その方は紹介でほとんど契約ができて営業活動をしていないというお話がありました。恵まれていると率直に思いましたが、一方こちらも地方だと顔見知りが多く頼られた案件についても断りにくいのではという思いもありました。
私は紹介があればもちろん最初のうちは凄く嬉しいですが、人間関係のしがらみを考えたりするとそればかりが全てはないかなと感じました。
事業承継で事務所を運営
こちらも地方ではありがちなお話のようですが、高齢な税理士より顧客を引き継いで欲しいとの依頼が結構あるようです。そういった縁を大事にして引き継ぎを受けて、顧客数を増やしている方もおります。今までの地盤を引き継げるので、こちらも良い面がたくさんあります。
営業の必要がないのでそこは凄い良いです。さらに安定した収入が見込まれますし。縁を大事にすることで一から営業をしなければいけない立場の身からすると羨ましい限りです。
しかし、この場合でも、承継した顧問先がどのようなところなのかで話が違ってきます。例えば高齢な方ばかりで閉鎖を考えているような方でしたらあっという間に顧問数が減ってしまいます。前任の税理士が高齢であれば同じように歳を重ねている可能性は十分にあります。さらに記帳代行をずっとやってもらっててそれが当たり前と思われているような先を承継したら地獄でしょう。職員がいれば対応も可能でしょうが、自分1人でやっている身ではとても手が回りません。
そう言った意味では必ずしもそれが全てにおいて良いことなのかどうかはわかりません。
それよりかはHP作り、しがらみの無い紹介がベストか
それよりは、自分のHPを作って特色を全面に出す、あるいや紹介会社経由でも良い人でしがらみの無い方で気に入ってくれた人と契約するのが理想のような気がします。それは場所はどこでも良いですし(今はwebを使えば簡単に打ち合わせできますし)、チャット等使えば気軽に連絡もできます。
月に1回巡回しないといけないというノルマは遠いと達成できないかもしれませんが、それはzoomとかでうまく代用できればと思っております。個人的には沖縄とか大好きなので沖縄のお客様とかは全然ウェルカムです。
しがらみがあると断りきれない、ドライな付き合いができないとかの悩みがあります。人間関係で悩みたくは無いです。紹介で契約した先でコミュニケーションに悩んでしまうとちょっと疲れてしまうかもしれません。まあ、今の状況下でそんな贅沢なこと言ってられないのですが。。。
紹介があれば今はなんでも契約に向けて努力はします。いずれ落ち着いてきたら見直しするのも一考かと考えています。
まとめ
今回は、税理士開業したばかりの顧客の獲得方法について考えてみました。獲得後の苦労は契約経緯によって色々あるかも知れません。顧客数が落ち着いてきたら自分にあった獲得方法を考えていきたいです。
ただ、今の段階ではなりふり構っていられませんので、紹介があればとりあえずなんでも受ける対応をとっていきます。脱税や犯罪紛いのことをやっているところとは絶対付き合いませんが、それ以外についてはまずはお話を聞いてみようとは思ってます。
スリーグッドシングス
- 業務委託のお話が具体化する予定
- 研修の振り返りができた
- 野球のスパイクを購入した