今後の税理士業を行うにあたり、色々やらなければいけないことがありますが、その中でも重要なのは自分のポリシーを考えていくことです。ポリシーが無いとなんでもかんでも仕事を受けてしまいます。そうなると、受けた仕事によっては倫理観に欠け何のために仕事をしているのかということになってしまいます。悪いことは絶対したくありません。
仕事を受けるかどうか、その大前提がやってはいけないことはやらないこと。そこは軸としてしっかり守っていきたいです。
資格が剥奪されてしまうようなことは論外ですが、脱税や不正などには絶対関わりたく無いです。あとは、名義貸しもですね。名義を貸して欲しいというお話はよく聞きます。
脱税は絶対ダメ
脱税は当然法律違反です。法を守ることは信用を積み重ねる上で大変重要で、社会の秩序と安定を維持するために重要です。順守することができないと、信用を失いますし、無法地帯のような状況を生み出しかねません。一度そのようなことに染まってしまったら後に戻れません。絶対に手を出してはいけませんし、そういうことを希望するところから問い合わせ等合った場合は断固として断ります。
倫理的にも問題が出てきます。高い志を持って税理士になったのに、違法に手を染めてしまっては、裏切り行為です。周りの税理士会などでお世話になっている他の税理士の方やこれまでお世話になってきた人たちに対して顔が立ちません。
さらに、過度な節税も問題でしょう。限りなく黒に近いグレーな取引についても絶対手を貸したりしたく無いです。そういう質問も多く入ってくるでしょうが、必ず自分で内容を確認しておかしいもしかしたら脱税ではないのと疑われるほどの節税でしたら絶対やらないようにします。
名義貸し等もやらない
名義貸しも絶対しません。先日もとある不動産投資のセミナーを手伝って欲しいと言われ、よくよく聞いてみたら私の税理士資格を使っての集客も考えていて。。。もちろん、不動産投資自体は悪いことでは無いのですが、私としては本来の税理士業務をやっていきたいということがあり。その不動産投資も小口で購入して利回りを得るというものですが、今後そのスキームが成功するのかもわからず。また、その提案をしてきた方は税理士なのですが、消費税の自販機スキームや金投資などのスキームを使って還付を受けていたような人なので(ほんとにいるんだとビックリしました)信用に欠けるかなと思いました。
こういう人とお会いして実際話したことで、こういう人はやばいなぁという嗅覚を磨くことができました。
今後もこういう上手い話には乗らないよう注意したいです。
無資格の人が作った申告書を代理で申告することも絶対やりません。
書類の偽造
税務署に提出する書類や証拠資料を偽造する行為もちろんダメです。重大な違法行為であり、資格剥奪や刑事罰の対象になります。努力し頑張って税理士資格を取ったのに、書類の偽造で剥奪されてしまっては勿体無いし、情けないです。安易にお願いされても断固として断らないといけないでしょう。
日頃お世話になっているからとか、高いお金をもらっているからとかそういった理由で手を貸さないようにします。自分の軸になりますが、これを崩してまで悪いことに手を貸すことは絶対ありません。
秘密保持義務違反
秘密をバラすのも絶対やってはいけません。クライアントの情報を少しでも漏らしてしまったら信用を失います。日頃の付き合いでもそうですが、いない人の悪口を手当たり次第言う人は信用できません。そういう信用を失ってしまうことは絶対避けるべきですし、情報漏洩なんて論外です。
今は、ネットで軽く書いてしまってもそれは公になってしまいますので、色々と気を遣いながら発信もしていかないといけませんね。
クライアントだけでなく他の人のことをなんか言ったりするのもやらないようにしております。いずれ自分に跳ね返ってくるので。。。
まとめ
今回は、今後税理士業を行うにあたり、やってはいけないことについて書きました。色々書きましたが、まずは法令に違反しないことが大前提で、なんでもクライアントの言いなりになるのはいけないことでしっかり自分で判断し、間違っていること、ポリシーに合わないことは断固として断る姿勢が大事です。
また、信頼を失う行為もやってはなりません。人が大事の商売ですから信頼が揺らいでしまっては商売にならなくなってしまいます。秘密は絶対漏らさない・人の悪口は言わないことを常に肝に銘じておきます。
スリーグッドシングス
- コミュニケーションがしっかり取れていることが多い
- 人の縁で新しい仕事が決まりそう
- コーヒーショップで集中して仕事ができた