一人で仕事をするなら、体調管理がすべての土台

独立して一人で仕事をしていると、あらためて実感するのが「体調管理の大切さ」です。
会社員時代と違い、代わりに誰かが仕事を進めてくれるわけでもなく、休んだ分だけ業務が滞ります。関与先対応や申告期限など、待ってはくれません。

だからこそ、まず何よりも優先すべきは自分の体を整えておくことだと感じています。

もちろん、精神的にきつくなることもあります。
一人で判断を下し、一人で対応を続けていると、どうしてもプレッシャーや不安が積み重なってきます。
そんなときに支えになるのは、これまで積み上げてきた知識や経験です。
けれど、寝不足や疲れがたまって体力が無いと、頭がまわらず、集中力も続きません。
いわゆる「心・技・体」のうち、最も根底にあるのはやはり体力なのだと思います。

忙しい時期ほど走る。マラソンは心の安定剤

私は体力維持のために、ランニングを習慣にしています
独立してから本格的に取り組むようになり、今では年に数回フルマラソンに挑戦しています。

中でも象徴的だったのは、確定申告期の繁忙期にフルマラソンを2回走った年です。
東京マラソンと京都マラソンのレースに出場しました。
もちろん業務も山場を迎えており、日々のスケジュールはぎっしり詰まっていましたが、あえて挑戦しました。

「忙しい時期だからこそ、走ることで自分を鍛え直す」という意識もありました。
完走した翌日に通常業務をこなす自分に、「まだいける」と思えたことは、大きな自信につながっています。

ありがたいことに、独立してからこれまで風邪で寝込んだことは一度もありません。
メンタルがきつくなる場面も何度かありましたが、身体が元気であれば立ち直る力も出てきます。
走って汗を流し、太陽の下で風を感じながら、自分の気持ちを整理する。
私にとってランニングは、体力づくりであり、メンタルケアの手段でもあるのです。

今年も、ちょっと確定申告時期は避けるようにしますが幾つかフルマラソン申し込み予定です。

油断は禁物。健康管理はバランスが大事

とはいえ、どれだけ走っていても、過信は禁物です。

つい最近も反省する出来事がありました。

先日、プロ野球のナイター観戦で東京ドームに行き、応援していたチームが延長戦の末負けて、その帰り道観戦中ほとんど食べていなかったので、夜遅くラーメン屋に入り替え玉までしてしまいました。

以前だったらそれでも次の日の朝は通常に動けていたのですが、今回は朝からだるくて胃ももたれてしまいました。

「走ってるから大丈夫」とどこかで思っていた自分に反省です。
どんなに体力をつけていても、不摂生が続けばパフォーマンスは落ちますし、結果的に仕事にも影響してしまいます。
体を鍛えることと、体を労わることはセットで考えるべきなのだと、あらためて気づかされました。

一人で働くというのは、自由である反面、すべての責任を自分で背負うということでもあります。
だからこそ、何よりもまず「自分が元気であること」。これが最優先事項です。

ランニングを続けることで体力を維持し、体力があることで気持ちにも余裕が生まれる。
そしてその余裕が、技術や経験を最大限に活かす土台になってくれる。

まとめ

今回は、一人で働く上で体調管理の重要性について書きました。
会社員なら休んだら他の人がカバーしてくれることも一人で仕事しているとそれは望めません。
自由に働ける反面、引き締めていかなければいけないことはやっていかないといけませんね。

これからも体調管理には十分注意し、自分自身のペースで健康と仕事のバランスを取り続けていきたいと思います。

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