伊香保石段ランニング

群馬県渋川市にある温泉地「伊香保」。
都心からは車で約2時間、関越道を使えばアクセスも良く、週末旅行先としても人気のエリアです。
温泉が素晴らしい場所です。
石段街が有名で、観光と温泉の両方を楽しめる場所として親しまれています。

そんな伊香保に先週末旅行に行く機会があり、今回は名物の石段街を早朝にランニングしてきました。
この石段、実は365段もあり、伊香保温泉のシンボル的存在。
4月にも研修で訪れていたのですが、その時は仕事メインで走れず…。
今回はリベンジの気持ちを込めて、ランニングシューズを持参しました。

誰もいない石段街を独り占め

ランに出たのは朝6時前。
もちろん、観光客の姿はなく、街はまだ静かで、店のシャッターも下りたまま。
そんな時間だからこそ、気兼ねなく石段を走ることができました。

365段。下りからスタートで、下りはスムーズに降りることができてその後しばらく周辺を景色を楽しみながら走り、いざ階段登りへ。
登り始めは余裕があったものの、中盤からは息が上がり、太ももにもじわじわ負荷がかかってきます。
観光名所とはいえ、ランニングトレーニングとしても侮れない。むしろ、階段ってこんなに効くのかと驚きました。

朝の澄んだ空気もあり、日常ではなかなか味わえない「旅先の朝ラン」ならではの爽快感がありました。


結構途中歩いたりしたので、ペースは遅め。心拍数もあまり上がってはおりません。でも、階段登りのときは結構心拍数高くなっていました。

旅先は、走るにはちょうどいい場所で自分を見つめ直すきっかけに

今回の伊香保は、走るには少し暑かったです。まあ、埼玉の自宅近辺はここのところずっと熱帯夜で昼間は30℃以上ですから、伊香保のあたりも決して寒くはありません。でも標高のせいか朝の空気はだいぶ違います。自宅周辺でのランでは汗だくになる時間帯でも、この日は風が気持ちよく、走っていても快適でした。

普段の生活圏とは違う風景の中を、自分の足で駆け抜ける。
非日常の中で、身体を動かしながら土地の空気を味わえるのが旅ランの醍醐味です。

今回の伊香保でのランは、自分にとって良い区切りにもなりました。
というのも、ここ最近あまり走れていなかったからです。

理由はシンプルで、開業税理士として独立してから、仕事を詰め込みすぎていること。
新しいご依頼や人とのご縁がありがたく、すぐに予定を詰めてしまい、
気づけば「走る時間がない」日が続いていました。

正確に言えば、走る時間を「つくらなくなった」。
頭では「体調管理が大事」と分かっていても、仕事を優先してしまう。
しかも困ったことに、仕事が楽しい。独立してから、やりがいと責任感でつい没頭してしまいます。

体を壊しては元も子もない。バランスを取り戻したい

でも、どんなに楽しい仕事でも、体を壊してしまっては意味がありません。
体調を崩せば、関与先様にもご迷惑がかかるし、何より「自分の人生」が回らなくなってしまう。
今回の伊香保ランを通して、それをあらためて実感しました。

365段を登って息が切れたのも、最近体を動かせていなかった証拠。
体重も気づけばベストより2kgほど増えており、体の重さをリアルに感じました。

仕事が楽しいからこそ、走る時間も大切にしたい。
仕事とランニング、その両方があってこそ、充実した日々がつくれる。
フリーランスとしての「自由」には、バランス感覚が不可欠だと、あらためて思いました

まとめ

今回の伊香保石段ランは、4月のリベンジであり、心と体のリセットでもありました。
静かな早朝、誰もいない石段を駆け上がりながら、少しずつ「自分らしさ」を取り戻すような時間でした。

旅ランは、観光だけでは味わえないその土地の魅力に触れられます。
そして、忙しない日常から少し離れて、自分自身の状態を見つめ直すきっかけにもなります。

今後も、仕事に集中しながらも、こうした“走る旅”を続けていきたいと思います。
それだけで、旅が何倍にも楽しく、そして意味のあるものになります。

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