どこかにビューーン!で軽井沢

先日、JR東日本のサービス「どこかにビューーン!」を利用して、真夏の軽井沢へ日帰りで行ってきました。暑い時期でしたが、都心に比べればまだましで、ゆっくり歩きも取り入れてリフレッシュすることができました。

どこかにビューーン!とは

このサービス、JR東日本のJREポイントを使って新幹線駅へお得に旅行できるサービスです。
指定された4つの候補地の中から行き先がランダムで決まるというちょっと面白い仕組み。
今回は、新幹線のJRE POINT特典チケット(往復)が1人6,000ポイントでの利用となってました。
「どこかにビューーン!」の詳しい内容は、コチラ

大宮駅を出発駅として、今回の候補地は「新青森」「上毛高原」「越後湯沢」「軽井沢」。どこも魅力的で、どこになるか楽しみにしていたところ…決まったのは 軽井沢!

何度か訪れたことがありますが、いつもは車。今回は電車での旅ということで、初めて歩く軽井沢をじっくり楽しむことができました。

観光ルート

軽井沢駅に到着し、まず向かったのは「丸山珈琲」。静かな森の中に佇むような本店で、駅から20分ほど歩いて到着しました。緑の中をゆっくり歩くのは気持ちがよく、、と書きたいところですが、猛暑の中の軽井沢は正直避暑地とは言い難く、暑かったです。それでも日陰は涼しく風をかんじることができました。湿気もなく、都心に比べればまだましでした。店内には落ち着いた空気が流れていて、旅のはじまりにぴったりのひとときでした。深みある味をじっくり味わい、香りをしっかり吸い込んで美味しいコーヒーを堪能し、自宅でも味わいたいのでコーヒー豆も購入しました。

コーヒーでひと息ついたあとは、タクシーで「軽井沢高原教会」へ。緑の中にたたずむ小さな教会は、静かで凛とした空気があり、心が落ち着きます。木漏れ日が差し込む礼拝堂の中では、言葉を発するのもためらわれるような神聖な時間。ちょうど結婚式が行われていて中の見学はできなかったのですが、時間の合間に開放されて外観だけ近づいてみることができました。

その後、徒歩で「星野温泉 とんぼの湯」へ。日帰り温泉ですが、露天風呂もあり、軽井沢の澄んだ空気の中で温泉に浸かる贅沢を堪能。旅先での立ち寄り湯は、やっぱり最高でした。お風呂上がりに立ち寄ったのは、すぐ近くの「ハルニレテラス」。個性的なショップやカフェが連なる木造のモールで、ぶらぶらと散歩するだけでも楽しい場所です。

高原エリアを堪能したあとは、バスで旧軽井沢へ移動。ここからは銀座通りの散策タイムです。観光地として有名なエリアではありますが、歩いてみるとそれぞれの店に個性があって飽きません。途中、クラフトビールを飲んだり、美術館に寄ったりしながら散策し、疲れたところでレトロな喫茶店ミカドコーヒーに寄ってコーヒーとアイスを頼んでひと休み。昔ながらの軽井沢の雰囲気も残るこのエリア、やっぱり歩いてこそ味わえる魅力があると感じました。

夕方近く、再び軽井沢駅方面へ戻り、「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」へ。広大な敷地にブランドショップがずらりと並ぶアウトレットモールです。今回はあまり時間がなく疲れてもいたので、さっと見て回る程度でしたが、時間と余裕があったら出費が嵩んでいたかもしれません。。。

偶然を楽しむ旅 ― “どこに行くかわからない”が心地いい

もともと私は、「行き当たりばったりの旅」が嫌いではありません。むしろ、地図も見ずにふらっと歩き出して、気になる店に入ったり、地元の人と話したり、そんな偶然に身を任せる旅が好きです。

今回の「どこかにビューーン!」は、まさにそんな旅心をくすぐるものでした。出発地(大宮)を入力すると、4つの候補地が提示されます。けれど最終的にどこに行くかは、システムが決めてくれる。旅の行き先を委ねるという新しい体験でした。

行き先が分からないというのは、最初こそちょっと不安もありますが、その分、決まった瞬間のワクワク感がすごい。軽井沢と表示されたとき、「あ、いいところに当たったな」と思うと同時に、「今回は歩いてこの町をじっくり味わってみよう」という、普段とは違う旅のスイッチが入りました。

仕事でもスケジュール通りにいかないことはよくあること。そんなときに流動的に素早く次の対策に動けることが、他との差別化につながりますし、評価されるとことでもあります。そんな状況にも慣れるように行き当たりばったりの行動は時には必要かなとも思っております。

まとめ

今回は、JR東日本のどこかにビューーン!で軽井沢に行った体験を書きました。日頃電車に乗るたび、駅内で買い物するたびににJREポイントが溜まってますので、また次回ポイントが溜まった際にはチャレンジしてみたいです。

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