2023年の日経平均株価は上昇の流れでした。
2023年12月31日終値で、日経平均株価は33,464円。これは、前年末の終値である26,095円から7,369円上昇したことになります。上昇率は28.2%で、2013年以来10年ぶりの高水準となったようです。
上昇の背景は、円安基調やインフレの兆しなどが考えられます。やはり円安は輸出企業の収益を押し上げ有利になります。また、原油や金属価格の上昇を背景に、資源関連企業の株価も上昇しました。
私も金銭的に自分で自由が効く範囲で少しだけ株を保有していますが、どんな軸で株式を保有しているか書いておきます。
好きなものに繋がる銘柄を選択
まずは、自分の好きな事・物を中心に選ぶようにしています。好きな事・物ですと、必然的に興味があります。その分野だと自然とその業界について知識がありますし、今後の展望とかも他の興味ない業界とは相対的にわかっている状況が多いです。
例えば、テーマパークが好きであればその場所について詳しいでしょうし、今後のテーマパークの拡張情報やアトラクションのバージョンアップなども自然とアンテナ張って情報が入ってきます。入場者数がどのくらい増えているかやイベントの人気度なども敏感になります。あと入場料の値上げなんかも好きなところですからニュースもすぐに届きます。
他にもゲームが好きな場合でしたら、ゲームソフトの販売状況も情報入ってきますし、将来の新しいゲーム機の販売とかゲームキャラクターの活用状況なんかも自然と情報が入ってきます。
さらに、好きな銘柄からの優待券や配当金は嬉しいです。優待券ではテーマパークのパスポートが送られてきたりします。その優待パスポートでテーマパークに遊びに行けますし。
あとは、エネルギー関係(特に原油関連)の指標を昔から見てましたので、興味ある分野に原油関連の銘柄も買いやすいです。株価が下がった時に理由も把握しやすいので、そのうち上がる可能性が高いと感じれば買い増ししやすいです。
ほったらかしで持っている
基本的に一度買った株は売らないようにしてます。日頃仕事していると時間を取られますから、売ったり買ったりするほどの有効な情報を得るための時間も取れません。売ったら上がる、買ったら下がるというのは往々にしてありえます。一喜一憂せず一度保有すると決めた銘柄は暫くは保有します。持っている間は配当金の収入もありますからそれでも嬉しいです。
そして、そのもらった配当金も遊びや物を買ったりすることに使わないようにしてます。そのまま株式の追加購入をしたり、インデックスの投資信託を買う資金に充ててます。そうすることによって新たに自己資金を用意する事なく、新しい株式を購入したりする事ができるのです。
なので、株式の売却益や配当金で何か買い物したり、旅行したりはしません。淡々と株式の積み増しをしています。
ただし、損切りのタイミングは決めています。私の場合それは、購入した時より10%下落した場合。そこまで下がっときは潔く売ってしまいます。
2024年からはNISAが拡充される
今年からNISAの抜本的拡充・恒久化が図られ、新しいNISAが導入されます。
主な変更点として以下の項目があります。
- NISAで購入した商品の保有期間が無期限となる。(今までは、一般NISAが5年間、積立NISAが20年間と期限あり)
尚、一般NISAが上記成長投資枠に近いもの、積立NISAが上記つみたて枠に近いもの - 成長投資枠とつみたて枠の両方利用可能(今までは、一般NISAか積立NISAどちらか選択する必要があった)
- 年間投資枠が拡大される(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能)。
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
ということで、今年からはNISAの内容が良くなりますので、積極的に積極的に活用したいです。現在株高で個別株を選ぶのは難しいですが、自分で興味がある分野の企業でしたら他の業種よりはなんとなくわかるところもあるので、買うか買わないか判断しやすいところもあるでしょう。
まとめ
今回は、株式の保有の軸について書きました。また、今年からNISA制度が拡充されます。しっかり精度を理解し使えるものは使って、使えるお金の範囲で株式を購入していきたいです。
スリーグッドシングス
- お昼に食べた焼肉が美味しかった
- もらった年賀状の返事を書いた
- 本を1冊読む事ができた